
Microsoft Accessでのプログラムを書く際、ループ処理を活用すると、効率的に繰り返し処理を実行できます!
本記事では、Do Loop や For Next などのループ構文を解説し、どのように活用できるかを紹介します。
ループ処理とは?
ループ処理とは、指定した条件が満たされるまで繰り返しコードを実行する処理のことです。AccessのVBAでは、次のようなループ構文が使用されます。
それでは、これらの構文を具体的に見ていきましょう!
Do Loopの使い方
Do Loop は条件が満たされるまで繰り返し処理を行うループです。
Dim i As Integer
i = 1
Do While i <= 10
Debug.Print "現在の値: " & i
i = i + 1
Loop
このコードでは、i の値が 10 以下の間、処理を繰り返します。
Do Untilの使い方
Do Until は条件を満たすまでループを実行する方法です。
Dim j As Integer
j = 1
Do Until j > 10
Debug.Print "現在の値: " & j
j = j + 1
Loop
この場合は j が 10 を超えるまでループします。
For Nextの使い方
For Next ループは、繰り返し回数が決まっている場合に便利です。
Dim k As Integer
For k = 1 To 10
Debug.Print "現在の値: " & k
Next k
開始値から終了値まで k を増加させながら処理を実行します。
While Wendの使い方
While Wend は Do While と似ていますが、簡潔な記述が可能です。
Dim m As Integer
m = 1
While m <= 10
Debug.Print "現在の値: " & m
m = m + 1
Wend
まとめ
AccessのVBAでは、状況に応じてループ処理を使い分けることで、より効率的なプログラムを書くことができます。繰り返し回数が決まっている場合は For Next を、条件に応じたループなら Do Loop や While Wend を活用しましょう。
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