
AT車(オートマチック車)はクラッチ操作が不要で、初心者にも扱いやすい車です。
しかし、操作が簡単な反面、「知らないうちに車を傷めてしまう」危険もあります。特に免許を取ったばかりのドライバーは、運転中の小さな癖や間違いが思わぬ故障や高額な修理につながることも…。
この記事では、AT車の基本操作から絶対にやってはいけないNG操作まで、僕自身の失敗談を交えて詳しく解説します。
初心者ドライバーの方はもちろん、普段何気なく運転している方にも役立つ内容です。
目次
AT車の基本のシフトポジションとその役割
まずは、AT車の運転操作で欠かせない「シフトレバーの役割」をおさらいしましょう。
シフト | 意味・使い方 |
---|---|
P(パーキング) | 停車時やエンジン停止時に使用。車が動かないようロックされる。 |
R(リバース) | 後退する時に使う。必ず完全停止してからシフト! |
N(ニュートラル) | ギアがどこにも入っていない状態。基本的に信号待ちでは使わない。 |
D(ドライブ) | 前進する際に使う基本のシフト。 |
LやS(ローやセカンド) | 登坂や下り坂など、エンジンブレーキを活用する時に使用。 |
ポイント:AT車では、走行中のシフト切り替えや停車時のギア操作を誤ると、ミッションや駆動系に大きな負担がかかります。
【体験談】DからRに走行中に入れてしまった話
免許を取って間もない頃、バック駐車を急いでいた僕は、車が完全に止まる前にD(ドライブ)からR(リバース)へ切り替えてしまいました。
その瞬間、「ガクン!」という衝撃とともに車体が揺れ、心臓がドキっと…。
後で調べて分かったのですが、これはトランスミッションに大きなダメージを与える危険行為です。
最悪の場合、内部ギアが破損して修理に数十万円かかることも。
この経験から、「完全停止してからシフト操作」がいかに大切かを痛感しました。
【意外と知らない】N(ニュートラル)は信号待ちで使わない方がいい理由
初心者の頃、僕は「信号待ちでDのままだと燃費が悪いかも」と考え、よくNに入れていました。
しかし実際には、これはあまり意味がないどころか、デメリットのほうが多かったのです。
この経験から、信号待ちはDのままブレーキを踏んでおくのが正解だと学びました。
停車中は「ブレーキホールド機能」を活用しよう
最近のAT車には「ブレーキホールド」や「オートホールド」と呼ばれる機能が搭載されていることが増えています。
この機能を使えば、わざわざNに入れる必要がなく、燃費・安全性ともに向上します。
AT車で絶対にやってはいけないNG操作まとめ
NG操作 | なぜダメ? |
---|---|
停止前にD⇔Rを切り替える | トランスミッションが損傷するリスクあり |
信号待ちでNを多用する | 安全性が下がる・燃費に大きな効果なし |
発進時にアクセルを急に踏む | 駆動系に負担、スリップや事故の原因にも |
Pの状態でアクセルを踏む | エンジン回転が上がりすぎて故障の恐れ |
安全運転のためのポイント
まとめ
AT車は操作がシンプルですが、その分「ついやってしまうミス」が重大な故障を招くことがあります。
僕自身も免許取り立ての頃にやらかした経験があるからこそ、初心者の方には「完全停止してからの操作」や「Nの使い方」には特に注意してほしいです。
大切な愛車を長く乗り続けるために、今日から正しい操作を意識してみてください。
ほんの少しの心がけで、車の寿命も安全性も大きく変わります。明日からのドライブがもっと快適になりますよ。
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