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【無料で使えるRuntime?】Access不要の運用方法を解説

Microsoft Accessを使って作成した業務システムデータベースアプリ
別のPCでも使いたいけど、Accessがインストールされていない…」そんな時に便利なのが【Access Runtime】です。

この記事では、Accessの入っていないPCでAccessシステムを無料で使用する具体的な方法をわかりやすく解説します。

【結論】Access Runtimeを使えば、Access未インストールのPCでも動く!

Microsoft Access Runtime(ランタイム)は、Accessで作成されたシステムを実行するための無料ツールです。

OfficeにAccessが入っていないPCでも、Runtimeをインストールすれば、作成済みのAccessアプリケーション(.accde や .accdb,mdb)を使うことができます。

【ステップバイステップ】Access Runtime導入方法

Access Runtimeをダウンロードする

以下のMicrosoft公式サイトから、無料でAccess Runtimeをダウンロードできます!

🔗 Microsoft 365 Access Runtime ダウンロードページ

必要な言語「日本語」を選択してダウンロードする

Accessのシステムが32bit版64bit版かを確認し、それに合ったバージョンを選んでダウンロードする

インストールを実行する

ダウンロードした .exe ファイルをダブルクリックし、画面の指示に従ってインストールを完了させます。

インストールは通常5分程度で完了します。

Accessファイル(.accde / .accdb / .mdb)を起動する

Access Runtimeがインストールされていれば、Access本体がなくても .accde または .accdb ファイルをダブルクリックするだけでシステムが起動します。

.accde はコンパイル済みファイルのため、編集不可。Runtime運用には最適です。

Access Runtimeを使うメリット・デメリット

メリット

  • 無料で使える(コスト削減)
  • Access未導入PCでも動作(社内展開に最適)
  • セキュリティ強化(編集不可の .accde にすればソースコード保護)

デメリット

  • フォームやレポートの編集ができない
  • 一部のマクロやVBAコードで制限がある場合がある
  • Accessアドイン等、一部機能が使えないこともある

実際の業務での活用例

  • 営業先のノートPCにRuntimeを入れて、社内システムを持ち出し可能にする
  • クライアントへAccessアプリを納品する際に、ライセンス費用ゼロで配布
  • 管理部門がAccessで開発、各部署にはRuntimeのみ導入して運用

【よくある質問】Access Runtimeに関するQ&A

Q1. Access Runtimeとフル版Accessの違いは?

A. Runtimeは実行専用です。フォームの設計やクエリの編集などはできません

Q2. Access Runtimeはどのバージョンがいい?

A. 作成したAccessアプリと同じバージョンのRuntimeを選ぶのが鉄則です。バージョンが異なると動作しない可能性があります

まとめ|Access Runtimeでシステム展開のコストを抑えよう!

Access Runtimeは、コストをかけずにAccessシステムを広く展開できる非常に強力なツールです。
特に、中小企業や個人開発者社内ツールの内製においては、導入コストを抑えつつ業務効率を高めることができます。

ポイント

  • 無料で導入できる
  • Accessの入っていないPCでも使える
  • セキュリティと操作性も両立可能

Accessを使ったシステム運用の幅が一気に広がるRuntime、ぜひ導入を検討してみてください!

過去に、accessのfor文の書き方if文の書き方について記事を書いています!
良ければこちらも参照してください!

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