
パソコンを起動した直後に「動作が重い…」「HDDのアクセスランプが点きっぱなし…」と感じたことはありませんか?
この原因の多くは、起動直後にHDDに負荷のかかる処理が集中していることです。
上記の設定箇所を変更することで、起動時のHDDの稼働率を効果的に下げることができます!
特にHDD搭載のパソコンを使っている方は、ぜひ一度チェックしてみてください。
動作の重さが改善され、快適なスタートが手に入ります!
目次
スタートアッププログラムを整理する
なぜ効果的?
起動時に自動で立ち上がるアプリが多いと、それだけHDDにアクセスが集中します。不要なアプリは無効にしましょう。
やり方

Ctrl + Shift + Esc
でタスクマネージャーを起動

「スタートアップアプリ」タブを開く
※「スタートアップ アプリ』表示されていない場合は、左上の三本線(≡)をクリックしてください!

不要なアプリを右クリックして「無効化」を選択する
おすすめで無効にするアプリ例
- クラウド同期(Google Drive、OneDriveなど)
- Adobe Updater
- ゲームランチャー(Steam、Epic など)
Superfetch(SysMain)を無効にする
なぜ効果的?
「SysMain(旧Superfetch)」はよく使うアプリをあらかじめ読み込む機能ですが、HDD環境では逆効果になりやすいです。
無効化手順

Win + R
キーで「ファイル名を指定して実行」services.msc
と入力し「OK」

「SysMain」を探してダブルクリック
※名前の部分をクリックして 's' を入力すると、その位置までジャンプできます!

「スタートアップの種類」を「無効」、状態を「停止」にする
※SSDのPCでは効果が薄いか逆効果になることがあるので注意!
Windows Searchのインデックスサービスを停止する
なぜ効果的?
Windowsは検索を高速化するためにファイルのインデックスを作成しますが、これがHDDに高頻度でアクセスします。
無効化手順

先ほどと同じようにservices.msc
を開きます!

「Windows Search」を探してダブルクリック

「スタートアップの種類」を「無効」に設定し、「停止」
ファイル検索機能を多用する人には非推奨
Windowsの診断データ送信を制限する
なぜ効果的?
起動後、Windowsはシステム情報をMicrosoftに送信します。この処理もHDDアクセスの一因になります。
設定手順


「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「診断とフィードバック」

「オプションの診断データを送信」をオフ

「診断データを削除」も実行しておくと安心です!
自動メンテナンスタスクを時間指定する or 無効化
なぜ効果的?
Windowsは起動後に自動メンテナンスを実行します。これもHDDへの負荷を高める原因です。
設定手順

「コントロールパネル」→「セキュリティとメンテナンス」→「メンテナンス」

「メンテナンス設定の変更」→ 時間を深夜などに変更する

「スケジュールされたメンテナンスを許可」のチェックを外すと完全無効化も可能
まとめ:HDDの寿命を守りつつ、起動を快適に!
HDD搭載のPCでは、「何を起動時に動かすか?」が快適さを大きく左右します。
今回の設定を少し見直すだけで、起動直後のストレスがぐっと減りますので、ぜひお試しください!
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