
ストリートレース漫画・アニメの金字塔『頭文字D(イニシャルD)』。その名を聞いて、あの峠を駆け抜ける白黒のハチロクが脳裏に浮かぶ方も多いのではないでしょうか?
本作は、リアルな走りと熱いバトル、そして魅力的な車たちで多くのファンを虜にしてきました。
今回は、そんな『イニシャルD』に登場する特に人気の車種をランキング形式でご紹介!ファン必見の情報満載です。
目次
イニシャルDとは?
『イニシャルD』は、1995年から週刊ヤングマガジンで連載されたしげの秀一による漫画作品。群馬県の架空の峠「秋名」を舞台に、峠バトルを繰り広げる若者たちの姿を描いています。
アニメ化、劇場版、ゲームなど幅広くメディア展開され、日本だけでなく海外でも大きな人気を誇るシリーズです。
特に、登場する実在の車たちがリアルに描かれている点が、車好きからも高く評価されています。
人気車種トップ5【決定版】
第1位:トヨタ AE86 スプリンタートレノ(藤原拓海)

言わずと知れた“イニD”の象徴。藤原拓海が乗る白黒ツートンのハチロクは、豆腐屋の配達車でありながら、数々の強敵を倒してきた伝説のマシン。
特徴は軽量ボディとFR(後輪駆動)。決してパワーでは勝てない相手にも、「ダウンヒル(下り)」のコース取りとドライビングテクニックで勝負を決めていく姿に、多くのファンが魅了されました。
「ハチロクでなければダメだった...」
という声も多く、リアルな中古市場でも人気は高騰中です!
第2位:マツダ RX-7(FD3S)高橋啓介

プロジェクトDの一員である高橋啓介の愛車。ロータリーエンジンならではの高回転・高出力、そして美しいボディラインが魅力のFD。
特に峠での立ち上がり加速とドリフト性能は圧巻。弟・啓介の情熱的な走りとの相性もバッチリで、見た目も性能も兼ね備えた一台です。
第3位:日産 スカイラインGT-R(R32)中里毅

「公道最速理論」を掲げる中里が駆る、通称“32GT-R”。四輪駆動(ATTESA E-TS)とRB26エンジンの組み合わせにより、高速域での安定感と加速力はまさに公道のモンスター。
漫画・アニメ内でも「力でねじ伏せる」ような走りで存在感を発揮しました。GT-R伝説を作った1台でもあり、今なお世界中に熱狂的なファンがいます。
第4位:三菱 ランサーエボリューションIII(須藤京一)

赤城レッドサンズのライバルチーム「エンペラー」のリーダー・須藤京一のマシン。4WD+ターボで、どんな路面状況でも安定した走りを見せるラリー由来のマシンです。
峠の下りだけでなく、上り・雨天などの難条件でもその強さを見せつけ、特に須藤の冷静かつ計算されたドライビングとの相性が抜群でした。
第5位:日産 シルエイティ(佐藤真子&庄司慎吾)

女性ドライバーコンビが操る個性派マシン。180SXのボディに、S13シルビアのフロントフェイスを移植した「シルエイティ」は、当時の走り屋たちの中でも人気のカスタム仕様でした。
彼女たちの実力もさることながら、マシンとしての魅力も高く、現在でもカスタムカーイベントで目にする機会があるほどです。
番外編:知る人ぞ知る名車たち
ランキング外にも、ファンの心をつかんだ名車は数多く存在します。
現実世界での再評価と影響
『イニシャルD』の影響は、フィクションにとどまりません。作品に登場した車種は現実の中古車市場でも人気が急騰。特にAE86やFD3S、R32はプレミア価格になるほどです。
若者だけでなく、海外の車好きからも注目され、イベントやYouTubeでも“イニD仕様”の車両が多数見られます。
まとめ
『イニシャルD』は、ただの峠バトル漫画ではありません。車と人との「信頼関係」や「走りへの情熱」を描いた名作であり、登場する車たちもまた物語の一部として生きています。
今回紹介した車たちは、その中でも特にファンの記憶に残る名車たち。あなたはどの車に心を奪われましたか?
あなたの好きな“イニDの車”はどれですか?
ぜひコメント欄で教えてください!
他にも「アニメ×車」特集や「現代の走り屋事情」も順次アップ予定!お楽しみに!